走る系02|続けるということ

読みもの

継続が全て、とは言わないけど、世の中にあるほぼ全ては継続で生まれています。たとえば、人は生きるために代謝を続けている一方で、意志を持ってそうしているわけではありません。もし、意識して代謝をコントロールできるなら、ずっと生き続けることや、すぐ痩せることができるわけです。ただ、現実は違う。だからこそ、「続けるということ=意識しないで続くこと」と考えるようにしています。

僕が続けていることは、毎月100km走ること。2024年4月30日で3年3カ月目を迎えました。下記IGはその全容です。

7時間半の間、ほとんど歩いており、1km毎ペースは、10’16″とかなりスローペース。歩くとジョギングの間くらいをイメージして頂くといいでしょう。その理由は2つあって、1つめはケガをして走れなかったこと。2つめは月100kmの達成が危ぶまれたため、月末にやるしかない状況でした。細かいことを言うと、4月13日にケガをした後、ずっと走れない期間が続いています。

約2週間歩くことしかできない中、昨日のように長時間歩けた理由は、一言で表すと「今まで続けたことが実った」ということ。感覚的なことを言えば、月100kmを始めた頃のほうが、昨日よりキツかった気もします。要するに、昨日の出来事は、過去の経験が生きたわけです。

下記は、僕なりの「続けること」をまとめたものです。

  • できることだけやる
  • 好きなことをやる
  • とにかくやる

以上のポイントが当てはまるなら、きっと続けることができます。

エッセイストの平松洋子さんは、ベスト・エッセイ2023のなかで、6年間続けている文旦ジャムについて書いており、下記の引用が印象に残りました。

二度、三度、四度、五度、六度。毎年繰り返すうち、これは文旦と私との約束だと思うようになった。川と実一キロに対して、砂糖四百グラム。強めの中火で三十分。瓶は八個。取り交わした約束を繰り返していたら、自分の味が決まっていた。

引用元:繰り返す|ベスト・エッセイ2023

「続けること」を普通に表現すると、冒頭の二度から始まり、終わる太字の箇所は、「毎年続けています」のようなものになりますが、続けた当人は、各年ごとの思い出があるんですよね。そんな深みを感じた1節でした。

Post by @_manyuyun_
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今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました
マニュ


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